恋の蛍

シチュエーションCDが好きな人です。

キョウダイの恋愛事情 vol.3 / 土門熱 ネタバレ・感想


【title】 キョウダイの恋愛事情 vol.3

【cast】土門熱

【release】2016.3.30

【scenario】落合海

【illust】藤丸豆ノ介

 

〈キャラ紹介〉

name:星野 雅巳(ほしの まさみ)

母親のように妹の世話を焼き、溺愛する兄。

 

以下ネタバレ有りまくり感想になりますので、

ネタバレ大丈夫!! という方だけご覧ください。

 

【作品について】

キョウダイとの秘密の恋愛事情シリーズ3作目。

1、2作品目は弟、今回の3作品目は兄。

しかも妹大好きな兄。

まさにテーマが「キョウダイ」なので

いけない事をしている雰囲気がなかなか凄くて

終盤にはセリフにもそんな様子が出ているので

背徳心を煽られる1作。

 

それでは本編感想行ってみましょーう。

 

【トラックリスト】

 1.習慣

2.どこに行く?

3.稚拙なキス

4.動いてしまった歯車

5.キョウダイの”賭け”

6.「好きなんだ」

7.ずっと一緒に…

 

【トラック別あらすじ&感想】 

1.習慣

一人で暮らす雅巳がお酒を飲んでいる場へ迎えに行く。

帰りながらたわいもない話をするのですが、

節々に妹大好き!が溢れていて、

なんだかんだ意地悪言いながらも妹が可愛くて仕方がない様子。

両親が数日不在だと話すと、心配だから帰ってくるまで泊まると言い出す。

(さわやかに心配症)

 

「今から行ってぶん殴ってやろうか?」

付き合っていた彼氏に振られたと話した妹にこの一言。

兄の鏡みたいな人だ…。

こんなストレートなお兄ちゃん、ください。

 

2.どこに行く?

仕事を休みにしたのでどこか連れて行ってくれるという雅巳。

海を見に行きます。

元彼に色気がないと言われたことを気にしている妹。

キスの練習の話になり、俺にしてみろと言う雅巳に思い切ってします…。

 

「キスってのはこうすんだよ…覚えとけ」

耳元で色気どばぁー。

 

3.稚拙なキス

何事もなかったように帰ろうとする雅巳。

 

「おいで」

キスの練習相手くらいにはなってやると話し、この一言…。

好きな人に言われる「おいで」の破壊力たるや…。

 

4.動いてしまった歯車。

家でお互い自分ですることに…。

羞恥心やばい。

 

「お前のそんな姿見てたらこうなる…しょうがねぇだろ」

ほんのちょっとだけ余裕なさそうなのが良い。

 

「もう少し声抑えろ…」

家族が下の階にいるんだからと。

この一言で更に羞恥心とか緊張感とか上がる。

 

このトラック、「兄」感が出たままし合う感じがリアルで

背徳感がなかなかでした。

 

妹が就職したら実家や兄から遠い場所に引っ越そうと考えてると知る雅巳。

俺のことがいやなら…と身を引こうとするが

そうじゃない、雅巳のことが好きだと言おうとして止められる。

 

「少し頭冷やすか…お互いに」

引っ張るね…?

 

5.キョウダイの”賭け”

家では冷静に話せる気がしないと言い、また海に来ます。

雅巳が家を出た理由は、妹に家族以上の感情を抱いたから。

忘れるつもりだった。

顔を見たらどうしようもなかった。

と話し、謝ります。

幸せになれなくてもいいと言う妹を怒り、踏み出せない雅巳。

二人で賭けをします。

 

「なぁ…一緒に…覚悟決めてくれるか?」

 

6.「好きなんだ」

ホテルに泊まります。

 

「よそ見すんな…俺だけ見てろ」

なんていうか、普通のセリフなのに兄タイプ土門さんにこれ言われると

こう…あかんです!!

 

「ちょっとだけ…我慢しててくれ…」

かすれ声で息荒く話す声にやられます。

色気が…!!もうね!

 

「どうしようもねぇな…俺ら」

背徳心!背徳心!

 

最後にBGMが入るんですけどね…

ぶっちゃけここBGM要らないかなぁ…

なんかリアルをかき消されるというか、物語感に戻されちゃう感じ。

 

7.ずっと一緒に…

実家を出て両親と離れて暮らすことに。

「ずっと一緒だ…何があっても…」

ハッピーエンド

 

〈cast様について感想〉

低音気味の土門さんです。

序盤の少し軽めの明るいお兄ちゃんからの

彼女を女性として意識する自分をさらけ出した後の兄のギャップが

色気増し増しでたまりません。

囁くように話し背徳心を煽ってきます。

 

〈感想まとめ〉

兄妹設定という背徳感ありきの作品ですが、物によっては

背徳感とっぱらって悲恋的な扱いのみで作られる作品も多い中、

きっちり「いけない事してる」感を兄が出してくるので、

そこがまた作品を盛り上げていたような気がします。

にしても、こんなお兄ちゃん…ほしい!!くれ!

 

というわけで、

以上 「キョウダイの恋愛事情 vol.3」の極々個人的な感想でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

 

お付き合い頂き、ありがとうございました!

 

Lucci